セブンイレブンとソフトバンク、複数フロアへ配送ロボット実証

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商品を搭載した「ライス」が自らエレベーターに乗り込み、階を移動

セブン―イレブン・ジャパン、アスラテック(東京都千代田区)、ソフトバンクは配送ロボットを用いて複数フロアに商品を届ける実証実験を21日に始める。アスラテックの自律走行型配送ロボット「RICE(ライス)」とエレベーターを連携させ、複数のフロアに移動し、注文した商品を利用客のところまで配達する。実証を通じて、利用者ニーズや、有用性を検証する。

3社は2021年1月からソフトバンクの本社が入居する「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」(東京都港区)で屋内配送の実証実験を行っている。これまではセブン―イレブンの店舗がある34階フロアで、ソフトバンク社員が「セブン―イレブンネットコンビニ」で注文した商品を届けていた。今回は複数階への配送の実験を追加。エレベーター連携では三菱電機が協力する。6月30日まで実証する。

実証開始に先駆けて20日、報道陣に実験の様子を公開した。商品を積み込んだ配送ロボットがエレベーターを呼び込み、扉が開いたら自らが乗り込む。商品を届け終えたら、またエレベーターに乗り込み、店舗に戻った。

今回の実証では29―34階での配送からスタートする。実証に参画するソフトバンクが占有するのは12―34階で、6月末までの実験期間内に中層階、低層階へと広げていく予定だ。

日刊工業新聞2021年4月21日

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