日立が女性役員と外国人を2030年度までに3割へ
日立製作所は、2030年度までに役員層(執行役・理事)の女性比率を現状の10%(7人)から30%に引き上げる目標を発表した。
外国人比率も同11・4%(8人)から30%に高める。21年度から経営陣のコミットメントを示すコミュニケーション戦略や採用のグループ共通方針を策定し、全世界対象の人材交流なども加速させる。
日立は24年度までの中間目標として女性比率・外国人比率をそれぞれ15%に引き上げる。
17年10月時点では女性比率は2・5%(2人)、外国人比率が3・5%(3人)にとどまっていた。
日立は「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」を経営戦略の一環と位置付けて、個人と組織の持続的な成長を目指す。
日刊工業新聞2021年4月21日