おいしい鯖ずしが半年日持ちします!

鯖やが保存技術を開発。来年1月をめどに商品化

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鯖やの「大トロ鯖寿司」
 鯖や(大阪府豊中市)は、高鮮度維持冷凍技術と氷再結晶化抑制液を用いた製法を開発、保存期間6カ月が可能な冷凍サバずしの提供を始める。まず同社のとろさば料理専門店である関東圏のSABAR直営店で扱う。装置はすでに同社工場に設置済みで研究開発を進め、2016年1月をめどに商品化する。

 新製法は最新の冷凍機と氷再結晶化抑制液を使用し、すし飯の外をコーティングし、白蝋(はくろう)化を防げるのが特徴。ドリップの減少、食感改善、冷凍食品でありながら現状の加工品やサバずしと同等の品質を保持し、加工品の保存期間を6カ月まで延ばせる。

 既存の冷凍技術では、すし飯が白蝋化し活用できなかったため、主力商品のサバずしの賞味期限は2日程度だった。また加工品の保存期間が延びることで鯖やは海外への販路拡大を見込んでいる。第1弾は16年6月以降に「SABARシンガポール店」で販売していく考え。これら運転資金は日本政策金融公庫大阪支店の新事業育成資金3000万円を活用する。

 鯖やは、これまで賞味期限の問題から関東圏の販売は限定的だったが、今後は冷凍サバずしを提供できることから関東圏の販売を強化し、既存の売り上げの3割以上の拡大を目指す。

日刊工業新聞社2015年11月12日 モノづくり基盤・成長企業面

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明豊
執行役員デジタルメディア局長 DX担当

鯖寿司に目がない自分にとっては朗報。ほかの棒寿司にも展開できるのか?

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