タダノがグループ最大級の大型クレーン、軽量化しつつ視認性と安全性高める

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オールテレーンクレーン「AR―7000N」

タダノは国内販売では同社グループ最大級となる、最大つり上げ能力700トンのオールテレーンクレーン「AR―7000N」を発売した。標準仕様価格は8億円(消費税抜き)。年間6台の販売を見込む。

ブームを伸縮させるためのシングルシリンダーを内蔵した「4段ESPブーム」(長さ43メートル)を新たに採用した。フィックスブーム(FB)とラフィングジブ(LJ)を組み合わせた際の最大地上揚程は140・5メートルで、最大作業半径は110メートル。

超高張力鋼板(ハイテン)の採用により大幅な軽量化を実現。寸法と重量は、従来の大型作業現場向け機種である「同5500M」(550トンづり)と同等に抑えた。

左ハンドルの運転席から確認しづらいキャリア前方右側の範囲をカバーするカメラを装備。キャブ内のディスプレーで確認できるようにして視認性と安全性を高めた。

風力発電などの再生可能エネルギー施設の工事が大型化するのに伴い、クレーンのさらなる大型化の要望が強まっていることを受け、開発に至った。

日刊工業新聞2021年3月16日

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