イオンにセブン…小売りのネット販売、進化が止まらない

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店舗の従業員が注文商品を店頭から選び、委託業者が自宅まで配送(イオンリテール)

ホームページやアプリケーション(応用ソフト)から商品を注文できるインターネット販売は、新型コロナウイルス感染拡大以降、スーパーマーケットや百貨店での利用者が一気に増えた。3密を避けて、好きな時間に買い物ができ、生活に必要な商品が自宅まで届くことが多くの人に支持されている。現状では多彩な商品群や受け取り方法での差別化が進みつつある。

イオンリテールは、食料品や日用雑貨など最大3万5000品目を扱う「イオンネットスーパー」を約200店舗で展開。店舗によっては医薬品の注文も可能だ。自宅の最寄りの店舗の従業員が注文商品を店頭から選び、委託業者が自宅まで配送する。新型コロナの感染拡大以降、「前年比で毎月20―30%程売り上げが増えている」(イオンリテール)。ネットで注文後、店内にあるカウンターや専用ロッカー、ドライブスルーでの受け取りにも対応する。

そごう・西武は西武池袋本店の専用サイトで注文した商品を西武鉄道の駅構内にあるロッカーで受け取れる駅配サービスを試験導入している。

ファミリーマートはホームページからアイリスオーヤマ(仙台市青葉区)の家電を購入できるようにした。電気圧力鍋など100種類を扱う。支払いは、店頭の端末かレジで対応する。セブン―イレブンも店から商品を最短30分で届ける「ネットコンビニ」を1000店以上で始める。

日刊工業新聞2021年3月3日

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