鹿島とプリファード、建築作業用ロボットの自律移動システムを開発

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自律移動システム「アイノー」を初搭載したAI清掃ロボット「ラクーン」(首都圏の建築現場)

鹿島は4日、Preferred Networks(PFN、東京都千代田区)と、人工知能(AI)技術技術を搭載した建築作業用ロボットの自律移動システム「アイノー」を共同開発したと発表した。カメラやセンサーを搭載する同システムを実装し、ロボットがGNSS(全球測位衛星システム)で位置計測ができない屋内でも安全で確実な移動が可能になる。まず首都圏の建築現場で同システムを搭載したAI清掃ロボット「ラクーン」の導入を始めた。

同システムは魚眼カメラやレーザー照射の測距装置(LiDAR)、慣性計測装置(IMU)など複数のセンサーを採用し、正確な自己位置の推定を可能にした。

取得した膨大な画像データを学習して、障害物や立ち入り禁止エリア、作業員などを正確に認識できる。清掃可能エリアを探索しながら自律清掃する「おまかせ清掃モード」と清掃エリアを指定できる「領域清掃モード」を設定した。

両社は今後、巡回や資材搬送など各種ロボットに同システムの導入促進を図る。

日刊工業新聞2021年3月5日

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