スマートグラス用に量産へ。福井大開発「超小型光学エンジン」の実力

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超小型光学エンジンで投影した画像

福井大学は事業化を目指す「超小型光学エンジン」を開発し、試作モデルを初披露した。赤・緑・青の3色のレーザー光を超小型モジュールで1本の光に合波し、それを微小電気機械(MEMS)ミラーで反射方向を制御。ハイビジョン級の高品質の動画を投影する。

超小型光学エンジンは8ミリ×4ミリ×3ミリメートルのモジュールと、MEMSミラー、操作制御基板からなる。MEMSミラーは外部技術を当面活用する方針で、今回は台湾メーカーの部品を用いた。

文部科学省の事業採択を得て、2017年度から地域産業形成を目標に取り組んでいるプロジェクト。モジュールは、セーレンKST(福井市)が製造販売契約をすでに結び、21年度にスマートグラス用などで量産を計画中。超小型光学エンジンも今後、事業化の動きを活発化させる。

日刊工業新聞2021年2月1日

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