900億円の投資で三菱重工が打ち出す、低環境負荷のエネルギー計画

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環境対応の技術や製品を新たな収益源にする(水素焚きガスタービン=イメージ)

三菱重工業は30日、戦略説明会を開き、環境負荷の低いエネルギーへの転換に向けて2030年代に必要な技術開発にめどを付ける方針を示した。

21年度から3年間で900億円を投資する計画で、細見健太郎常務執行役員は「入り口(初期)段階の投資に当たる」と説明した。二酸化炭素(CO2)の排出が実質ゼロの「カーボンニュートラル」を実現する動きを踏まえ、水素燃焼やCO2回収などの技術を展開する。

三菱重工は、21年度からの次期中期経営計画で成長領域に1800億円を投資する方針で、このうちの半分を環境対応の技術や製品に振り向ける。

低環境負荷のエネルギーへの転換に寄与する製品群で、10年後に売上高3000億円を目指す。

また同社は同日、メタンから水素と固体炭素を取り出すプラズマ熱分解技術を持つ米モノリスに出資したと発表した。

CO2を排出しない水素製造技術などを獲得するのが狙い。出資額は明らかにしていない。

日刊工業新聞2020年12月1日

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