ドライバー不在の自動駐車システム、ボッシュが商用化へ一手

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シュトゥットガルト空港の駐車場に、ドライバー不在の自動駐車システムを導入し、試験運用を始めた

独ボッシュは同国シュトゥットガルト空港の駐車場に、ドライバー不在の自動駐車システムを導入し、試験運用を始めた。空港を利用するドライバーの負荷軽減や利便性の向上に役立てる。

ボッシュは独ダイムラーと共同で、自動バレーパーキングシステム(AVP)を開発する。AVPに必要な技術を備える量産車として、メルセデス・ベンツの「Sクラス」を使用する。同車両はスマートフォンからの指示を受けて、予約済みの駐車スペースに車両を自動走行させることが可能だ。

ボッシュはカメラを使った駐車場インフラを整備する。空いている駐車スペースを認識し、走行通路とその周辺をモニターしながら通路内の障害物や人間を検知する。駐車場の入り口に車両からの乗降に必要なスペースを設け、利用者はワンタッチで車両の自動駐車を指示できる。

試験運用するAVPは限定区域をドライバーの操作なしで走る「自動運転レベル4」に相当する。ボッシュはAVPに必要な駐車場インフラと法制度の整備が進めば商用化は可能としている。

日刊工業新聞2020年11月3日

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