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社長が「CHO」ローソン、肥満社員減らします

社長が「CHO」ローソン、肥満社員減らします

宿泊型の健康指導

 ローソンは2018年に向けたグループ社員の健康目標値を定めた。体格指数(BMI)25以上の肥満者の割合を、男性は現在の37・8%から27・7%、女性は18・2%から17・0%に抑える。

 健康診断の結果に基づき、目標のチェックや達成度に応じてポイントを付与する制度などを推進する。スポーツ大会の実施などでメンタル面でも支援する。11月には店舗指導者の運転の疲れや店舗従業員の立ち仕事の疲れを抑えるため、エクササイズビデオを配信する計画だ。

 玉塚元一社長がCHO(チーフ・ヘルス・オフィサー)に就いた。人事本部に「社員健康チーム」を設け、健康保険組合や労働組合と連携する。

 喫煙率や血圧などについても目標を設定。目標値に向けた数値の推移や情報をまとめた「健康白書」を毎年作成し、15年度版は16年春に発行する予定だ。
日刊工業新聞2015年10月15日 生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
社長がCHOというのは珍しい。さすが「マチの健康ステーション」がキャッチフレーズだけある。玉塚さん、見るからに健康そうだからなぁ

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