イワセ（新潟県燕市、瀬戸光一社長、０２５６・９２・３７５０）は、安全靴専用の抗菌インソール「お茶の香（こ）・再才（さいさい）＝写真」を発売した。工場で履く安全靴のムレたにおいを解消したいと台湾の企業と共同考案した。台湾・阿里山の緑茶を練りこんだ天然ゴムに無数の穴が開いており通気性が良く、爽やかなお茶の香りがする。消費税抜きの価格は１８００円、注文受け付けは１０個から。

緑茶に含まれるカテキンの抗菌・殺菌作用、抗ウイルス作用で靴の中にこもるにおいを抑制。天日干しで紫外線殺菌すれば消臭機能が回復するという。クッション性に優れ、耐久性も高い。

長さ２９・５センチメートルと大きめのサイズで、足の大きさに合わせて切りとった後の切れ端も裁断して消臭芳香剤として利用可能だ。商品名は「再利用ができる才能がある」ということから命名。瀬戸社長は「働き方改革はにおい改善から。暑い季節にぜひ使ってみてほしい」としている。（新潟）