ドコモやソニーが医療向けICTで協業、第一弾は「入院患者にバーチャル外出」

  • 0
  • 0
VR・ARなどを活用したバーチャル外出(イメージ)

NTTドコモとエムスリー、ソニーは、医療機関・患者向けの情報通信技術(ICT)やIoT(モノのインターネット)の活用に関する協業の検討を始める。第1弾として、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を使い、入院患者のバーチャルな外出を支援する枠組みを試行する。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、医療機関で人と人との接触回数の低減や、遠隔でのコミュニケーションが求められていることに対応する。

バーチャル外出支援の試行は千葉県千葉リハビリテーションセンター(千葉市緑区)で近日中に始まる見込み。病室でVRゴーグルをかけると周囲に360度の旅行映像が浮かび上がり、外出している感覚を味わえる仕組みなどを検討する。

エムスリーは医療領域でのIT活用を推進してきた。ドコモの通信技術や、ソニーのIoT、VR・AR技術との相乗効果を追求する。将来は新型コロナ患者の遠隔問診や管理、遠隔での患者家族向けの治療説明など、医師と患者の対話に3社の知見を活用することも視野に入れる。

日刊工業新聞2020年5月25日

関連する記事はこちら

特集