新型コロナの不便を改善へ。無人宅配ロボットが高層マンション地帯を走る

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無人宅配ロボット「デリロ」

ZMP(東京都文京区、谷口恒社長、03・5802・6901)は、今夏をめどに都心部の高層マンション地帯で、ロボットによる無人宅配サービスを検証する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都心部では買い物頻度の抑制が呼びかけられるなど不便が顕在化。こうした事態の改善に向け、同社の無人宅配ロボ「デリロ」を活用した実証実験を提案した。宅配事業者やスーパー、ドラッグストアなどの協力を得ながら、実験準備を進める。

提案している実証実験では、マンション住民がスマートフォンで店舗へ商品を注文し、希望配達時間を指定。宅配ロボがマンションのセキュリティーゲートまで配送する。住民は2次元コードをロボのカメラにかざしてロッカーを解錠し、商品を受け取る。

2次元コードをかざして解錠し商品を受け取る

ZMPは宅配ロボのほか、複数のロボを遠隔で監視制御できるクラウドシステムを提供する。宅配ロボは長さ962ミリ×幅664ミリ×高さ1089ミリメートル。最高時速6キロメートル。レーザーセンサーやカメラによる障害物認識と回避、停止機能を持つ。


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日刊工業新聞2020年5月18日

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