コロナ倒産が深刻…「収束しても業績回復が難しい企業増える」

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コロナ倒産が深刻化している

信用調査会社の帝国データバンク(TDB)と東京商工リサーチ(TSR)の2社は13日、4月の企業倒産件数をそれぞれ発表し、いずれも前年同月比2ケタ増で、740件を上回った。前年同月を上回るのは両社ともに8カ月連続。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた倒産件数は、4月はTDBが65件、TSRは71件で、3月よりそれぞれ51件、59件増えた。

4月の全体の企業倒産件数はTDBは同16・4%増の758件、2ケタ増は2カ月連続。業種別では小売業が190件で、比較可能な2000年以降の4月では最多。宿泊業は25件で、00年以降で最多。

TSRは同15・2%増の743件で、2ケタ増は5カ月連続。リーマン・ショック後の4カ月連続(08年12月―09年3月)を超えた。

5月以降の倒産件数については「新型コロナが収束しても業績回復が難しい企業が増える」(TDB)、「飲食業などは手元資金が途切れてくる」(TSR)として、2社ともに増加すると見通す。

日刊工業新聞2020年5月14日

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倒産 新型コロナ

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