冠水を知らせる車止め、安全な避難の迅速化に繋げる

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福知山市内に設置した冠水センサー付きボラード

ユアサ商事と応用地質、サンポール(広島市中区、山根以久子社長、082・244・4655)は、京都府福知山市で冠水センサー付き車止め(ボラード)の実証試験を始めた。2021年3月まで試験を行い、市内1カ所に設置した同ボラードの冠水検知時の情報通知や維持管理、住民の行動変化を検証する。今回の実証試験の結果を踏まえて、年間30自治体への導入を目指す。

同ボラードは3社が共同で開発した。冠水検知機能を搭載し、水位が3センチメートル以上に達すると赤く発光して通行者に知らせるほか、設置した自治体の関係部署にもメールで情報を伝送する。冠水状況を早期に通知することで、自治体の浸水対策や周辺住民の安全な避難などの措置を迅速化できる見込み。

日本では近年、大型台風や局地的豪雨による水害が頻発化、激甚化している。一方、都市部の水路や用水路など、内水氾濫や道路冠水の発生源となる身近な危険箇所に関して監視環境の整備が遅れている。

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