【新型コロナ】薬の宅配サービスを試験開始

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凸版印刷子会社のおかぴファーマシーシステム(東京都千代田区)は、患者が自宅で処方箋薬の受け取りできる宅配サービス「とどくすり」のベータ版を始めた。服薬指導も電話や通信機器を介して自宅で受けられるため、慢性疾患を抱える患者が新型コロナウイルス感染症に感染する機会を減らし、電話やオンラインでの処方や服薬指導が集中する薬局の負担軽減も見込む。利用者は薬代と送料で利用できる。

厚生労働省による「新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取り扱いについて」の事務連絡を受けてサービスを始めた。

患者が専用サイトに必要な情報を登録すると、コールセンターが登録薬局に対して服薬指導の時間調整や薬の配送日時の確認などを代行する。

今後は登録薬局からのプラットフォーム(基盤)利用料で収益化する方針。登録薬局数は現時点で1件。登録数が増えれば対応可能時間や対応言語などで選択肢が増える。

発送から届くまでは1―4日間程度。薬の種類によって一部利用できない処方箋もある。

「とどくすり」のサービスイメージ(同社発表資料から)

日刊工業新聞2020年4月3日

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国広伽奈子
デジタルメディア局
記者

凸版印刷は製薬業界に特化した翻訳サービスも始めたばかり。高齢化が進む中で、印刷各社がライフサイエンス分野を成長領域として注目しています。機能性や利便性が高い薬のパッケージ開発もその一例です。

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