パナソニックが開発した「次世代AI監視カメラ」の中身

CPU3倍に、設置性も向上

  • 0
  • 1
ディープラーニングにも対応する「VRK-C301」

パナソニックは2日、人工知能(AI)の処理に対応した次世代監視カメラを開発したと発表した。同社従来機種と比べて中央演算処理装置(CPU)の処理能力を約3倍に高めるなどして、画像データの多様な活用事例に対応できるようにした。

同社が提供する映像向けIoT(モノのインターネット)基盤「ビューレカ・プラットフォーム」事業に投入し、3年後には同事業で10億円の売り上げを目指す。

開発したのはカメラとコンピューターが一体化したネットワークカメラの新機種「VRK―C301」。AIによる深層学習(ディープラーニング)対応や映像内の動きを同時に検出するなどの性能を拡充した。旧機種と比べて設置性も向上したことで、必要な映像を収集しやくすなった。

ビューレカ・プラットフォーム事業は2017年に開始。パナソニックと外部企業が連携した、新しいIoTサービスの創出を目指している。現在の連携企業数は約30社。

監視カメラの世界市場は現状6600万台。同社によると5―10年後には世界市場の内2―3割はAI対応カメラに置き換わると予想される。

日刊工業新聞2020年4月3日

関連する記事はこちら

特集