【新型コロナ】音声アナウンス装置が問い合わせ急増のワケ

  • 0
  • 0

群馬電機(群馬県みどり市、西村稔社長、0277・73・2417)の音声アナウンス装置(写真)への問い合わせが急増している。新型コロナウイルスの感染が広がる中、手指の消毒やマスク着用を促すツールとして注目度が高まっているためだ。新たな用途が見込めることから、急きょホームページ(HP)にプロモーション動画を掲載するなど販売促進活動に力を注いでいる。

音声アナウンス装置は人が近づくと人感センサーで感知し、あらかじめ録音しておいたメッセージを再生する仕組み。同社はACアダプター式の「G―vo(ジーボ)」と、乾電池式の「モバイルトークミニ」の2種類を用意。いずれも卓上に設置できる。

もともとは店舗の販促用POPツールとして開発した。しかし、2月に東京都で開かれた介護用品の展示会に出展したところ大きな反響があった。これを受けて「オフィスや工場での感染症予防の注意喚起に活用できることが分かった」(佐藤秀之商品開発本部東京営業部チーフマネージャー)という。

受け付けカウンターなどに設置して「手の消毒をお願いします」「マスクをご着用ください」といったアナウンスを発することで、来訪者らに行動を促す効果を見込む。「金融機関の店舗では振り込め詐欺への注意喚起につながるかもしれない」(同)と、一層の用途拡大を期待する。(前橋)

日刊工業新聞2020年3月13日

関連する記事はこちら

特集