今年も満開の桜を楽しむことができる季節がやってきます。その２では、東京の名所も一緒に楽しめる桜スポットを紹介します。

本号に掲載している内容は2020年2月中旬のものです。最新情報は各会場、店舗、主催者等のホームページ等をご確認ください。また事前に「新型コロナウイルス感染症」についての注意喚起情報にもご留意ください。

広々とした公園で楽しく桜を謳歌

港区—都立芝公園　見頃　3月中旬～4月上旬

東京タワーのお膝元で知られる芝公園、桜越しに見る東京タワーの姿は都民ならずとも見ておきたいものです。絶景スポットとしてのオススメポイントは、芝丸山古墳や弁天池付近からのビュー。“映える桜”を撮るなら、こちらからどうぞ。

住所：港区芝公園1〜4（港区芝公園4-10-17※サービスセンターの住所）
写真提供：公益財団法人東京都公園協会
都立芝公園

墨田区—錦糸公園　見頃　3月中旬～4月中旬

錦糸町駅から歩いて数分、とは思えないほど、広くてのどかなお花見スポットです。芝生広場にシートやゴザを敷いてゆったりと桜を楽しみましょう。桜の開花状況にもよりますが、4月には桜まつりが行われ、ライトアップされた桜を楽しむことができます。夜桜を見るには最適なのでは？

住所：墨田区錦糸4-15-1
錦糸公園

足立区—舎人公園　見頃　3月中旬～4月中旬

舎人公園はソメイヨシノなど約1000本の桜があり、足立区随一の花見スポットとなっています。そのうち、「レーガン桜」と呼ばれる桜は、レーガン大統領夫人から贈られた苗木を舎人公園に植樹したもので、名物となっています。緑と水に恵まれた自然の中で、のんびりと花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

住所：足立区舎人公園1-1ほか
写真提供：公益財団法人東京都公園協会
舎人公園

庭園で優雅な桜に酔いしれる

中央区—浜離宮恩賜庭園　見頃　3月下旬～4月中旬

江戸時代に築かれ、明治時代以降は皇室の離宮となり、観桜会も開かれました。現在は国の特別名勝・特別史跡に指定され、都立庭園として公開されています。ソメイヨシノの見ごろは3月下旬から4月上旬、ヤエザクラは4月中旬までと色とりどりの桜を楽しむことができます。

住所：中央区浜離宮庭園1-1
写真提供：公益財団法人東京都公園協会
浜離宮恩賜庭園

文京区—小石川後楽園　見頃　3月中旬～3月下旬

小石川後楽園は水戸徳川家初代藩主・頼房が造成し、2代藩主・光圀(水戸黄門)の代に完成した庭園です。「海・山・川・田園」を見立てた起伏に富んだ景観の中に、日本と中国の景勝地が数多く展開する和漢の調和がとても美しい庭園です。多様な景観を背景にした桜の趣の違いが楽しめます。

住所：文京区後楽1-6-6
小石川後楽園

品川区—御殿山トラストシティ　見頃　3月末～4月初旬

御殿山は、江戸時代から庶民に桜の名所として広く親しまれるとともに、将軍の鷹狩りや茶会が催されるなど、華やかな江戸文化の情緒も残す歴史豊かなエリアです。さまざまな種類の桜が約70本あり、日中は都心では珍しい約2,000坪の庭園で豊かな自然を感じられます。

住所：品川区北品川4-7-35
御殿山トラストシティ

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