高齢者の運転技能高めるアプリ、保険会社が提供

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高齢ドライバーの予測能力や正確な判断力などを鍛えられる(スマホアプリ画面)

あいおいニッセイ同和損害保険は、ドライバーの運転技能向上を支援するスマートフォンアプリを提供する。スマホアプリを通じ、日常的に認知機能を鍛えられるトレーニングツールを提供。顧客の交通事故低減につなげる。東北大学加齢医学研究所と仙台放送(仙台市青葉区)が共同開発したアプリを活用する。「タフ・つながるクルマの保険」など、運転挙動を保険料に反映する仕組みのテレマティクス自動車保険の契約者に無料提供する。

同アプリについては、運転能力に影響する大脳の前頭前野を鍛えられるゲームなど6種類を搭載している。あいおいニッセイは、すでに個人ごとの運転特性をリポートにして見える化するサービスを提供しているが、同アプリによって事故の防止支援を加速させる方針。

東北大加齢医学研究所は同アプリの効果を検証する実証を実施。健康な高齢者60人を2グループに分け、片方のグループは1日20分同アプリの使用を6週間継続した。その後、アプリを使用したグループが、他のアプリを使ったグループに比べて運転技能や処理速度が向上していたという。

日刊工業新聞2020年1月24日

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