パナソニックが老朽インフラ需要狙う、トンネル向け換気事業を50億円に

  • 0
  • 0
建設中の阪神高速道路大和川線内に納入したジェットファン

パナソニックは、換気設備「ジェットファン」や電気集塵機を中心としたトンネル向け換気事業の売上高を2025年度に50億円以上(18年度比1・6倍超)に引き上げると発表した。国内で増える老朽化インフラの更新需要を取り込む。同事業を追い風に、環境エンジニアリング分野を管轄するパナソニックエコシステムズ(愛知県春日井市)の売上高で、同年度に3000億円を目指す。

同日、20年春に開業予定の阪神高速道路大和川線に納入した換気設備を報道陣に公開した。堺市から大阪府松原市間の約10キロメートル区間に、ジェットファン78台、電気集塵機64台、排風機14台を納入。受注額は約77億円。納入台数や受注金額は、同社として過去最高。

パナソニックのトンネル向け換気事業は、国内シェア約3割。ジェットファンについては、累計納入台数2000台が目前に迫る。パナソニック環境エンジニアリングの岩田敏朗営業グループリーダーは「インフラの老朽化対策に、当社の事業で貢献したい」と方針を説明した。

日刊工業新聞2019年12月17日

COMMENT

日下宗大
編集局第一産業部
記者

インフラの更新需要が一気に押し寄せています。国内の人手不足が加速するなか、インフラの保守を効率的にできる新技術・新サービスも注目です。

関連する記事はこちら

特集