正しい歩行に誘導する、支援ロボットの仕組み

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下肢装具に取り付けて使う

京都大学と京都工芸繊維大学、サンコールは、関西医科大学や仏教大学、大日本印刷と連携し、リハビリ向け歩行学習支援ロボット「Orthobot(オルソボット)」を開発した。2020年2―3月ごろ、フィンガルリンク(東京都台東区)から発売し、月7万―8万円でリース予定。一般的な下肢装具に取り付け、使用者の歩き方に応じた力を加えて正しい歩行へ誘導する。歩行障害のある人の訓練補助装置として提供していく。

オルソボットはモーターとセンサーを内蔵した本体と、操作パネルのついた腰ベルトで構成し、計3キログラムと軽量。約1分で取り付けられる。太ももの角度や歩行速度から必要な力を算出し、適切なタイミングでひざへ加える。正しい歩行の体験で身体に学習させる。

標準と歩幅向上、引っ掛かり防止と目的の違う3種類のモードを搭載。スイッチの切り替えで左右どちらにも装着でき、機能が弱っている側の脚を重点的に訓練できる。

専門知識がなくても装着や設定ができ、介護施設やデイケアセンターで使用しやすい。つえが必要な高齢者や脳卒中などによる後遺症のある人をトレーニングし、転倒リスクを軽減する。

日刊工業新聞2020年1月3日

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歩行 ロボット 京都大学

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