ホンダが「ペットボトル入りミネラルウォーター」制作のワケ
ホンダは4日、ドライブ中の脱水症状の防止策を啓発するキャンペーンを展開すると発表した。帰省シーズンのドライブは長時間になるケースが多い一方、渋滞を嫌い水分補給のタイミングとなる休憩を控える傾向がある。特に冬場は大量の汗をかかず、喉が渇きにくいため水分補給がおろそかになり、“かくれ脱水”になるリスクが高まるという。防止には専門家によると1時間ごとに200ミリリットルの水分補給が必要。ホンダはこうした情報をウェブサイトなどを通じて伝えていく考えだ。
ドライブ中の脱水症状防止のキャンペーングッズ「ホンダ・ドライブ・ウオーター」を制作した。1時間200ミリリットルの水分補給を訴求するため、運転時間に合わせて内容量を調整したペットボトル入りのミネラルウオーター。非売品だが、一般消費者にも抽選でプレゼントするなどし啓発活動に生かす。
ホンダは自動車製造・販売の枠組みを超え、快適・安全なドライブをサポートする活動を積極化する。
日刊工業新聞2019年12月5日