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感情を可視化して働きやすい職場づくり目指します

大和リースとNECが検証実験
感情を可視化して働きやすい職場づくり目指します

実証実験の様子(大和リース大阪本店 VERDENIA)(NECの発表資料から)

大和リース(大阪市中央区、森田俊作社長、06・6942・8011)とNECは、快適に働ける職場環境づくりを目指して、両社の商品を活用した新システムの有用性を検証する実験を始めた。リストバンド型のウエアラブル端末を用いて心拍変動データなどから感情を可視化するNECの「感情分析ソリューション」を活用する。

通常のオフィス内で過ごした場合と、室内緑化に自然音やアロマなどを組み合わせた大和リースの空間サービス「ヴェルデニア」内で過ごした場合の感情変化を検証する。対象は大和リースの従業員。下旬まで実施する。

感情分析ソリューションは、NECと名古屋市立大学が共同開発している感情認識技術と、クラウドサービスやウエアラブル端末などを組み合わせたシステム。心拍変動データなどをリアルタイムに収集・分析し、スマートフォンなどに現在の感情や1日の感情履歴などを表示する。

日刊工業新聞2019年11月18日

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