油圧ショベル試乗、ドローン測量など“学びの場”拡充

 コベルコ建機は情報通信技術(ICT)を活用した施工が体験できる施設を拡充する。北九州市小倉北区に9日、広島市安佐北区に16日、それぞれ開設する。ICTに対応した建設機械を訴求するとともに、3次元(3D)測量などICT施工の“学びの場”とする。今回の設置で同施設は国内6カ所となる。今後は北日本地域への設置も検討する予定。建設現場のICT化を後押しする。

 コベルコ建機の体験施設「ホルナビ・ジョブサイト」は、ICT活用の油圧ショベルに試乗できるほか、飛行ロボット(ドローン)を利用した測量、3D設計データの作成など、ICT施工に必要な知識やノウハウを学べる。

 作業者へのガイダンス機能を搭載した油圧ショベルをデモ機として置くとともに研修室も設ける。工事全般にICTを導入して生産性を高める国土交通省の方針「アイ・コンストラクション」に対応し、ICT施工への理解を深めてもらうために活用する。

 同社では「顧客が納得して、ICT建機やICT施工を導入してもらいたい」(楢木一秀社長)とし、同施設の拡充を決めた。作業の効率化などのメリットを実際に体験してもらい、ICT建機の顧客ニーズの把握や拡販にもつなげる。

 ホルナビ・ジョブサイトは2017年に「高松」(香川県三木町)を設置したのを皮切りに「新潟」(新潟市北区)、「中部」(愛知県東海市)、「神戸」(神戸市中央区)を開設している。

日刊工業新聞2019年11月1日

  

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