防犯カメラで客の行動分析、年齢や性別、滞在時間など把握

 アースアイズ(東京都港区、山内三郎社長、03・3437・3686)は17日、店舗の防犯カメラの録画映像から客や店員の行動、モノなどを人工知能(AI)技術で高速に検索し分析するシステムを開発したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトの成果を利用した。特定商品の棚の前で商品を一定時間見た客の数、年齢や性別などの属性、滞在時間などを把握できる。

 カメラで撮像した録画データをサーバーに送り、サーバー上でAIがデータを検索、分析する仕組み。既設の防犯カメラを使えるため、センサーなどの特別な機器の設置は不要となる。

 店舗運営を効率化する手法として小売り店舗、介護施設、工場向けに11月からサービスを提供する。価格はカメラ9台に対応したシステムの導入で月額1万9800円(消費税抜き)から。2024年をめどに小売り業の防犯市場シェアの半分を目指す。

 現在の実店舗の状態分析は、運営管理者が録画映像を早送りしながら、目で映像を見て確認している。だが目視での分析では多くの時間がかかり、来客数や、来客数に占める特定売り場への立ち寄り人数や立ち寄り時間など実店舗の運営に関わる指標を定量的に把握することが難しかった。

日刊工業新聞2019年10月18日

日刊工業新聞 記者

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