日立が英国の国営病院をデジタル化

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ノーザンケアアライアンス公式フェイスブックページより(写真はイメージ)
 日立製作所の米国子会社、日立コンサルティングは、英国の国営医療サービス事業(NHS)を担うノーザンケアアライアンスと連携契約を結んだ。同アライアンスに所属するサルフォードロイヤル病院で救急医療からケアサービスまで総合的な医療サービスを提供するための組織変革に取り組む。事業期間は10年。3年で実装し、7年間で運用する。成果報酬型の事業だが、契約金額は5000万ポンド(約65億円)程度。

 日立コンサルティングは、ノーザンケアアライアンスと病院全体のデジタル化プロジェクトを推進する。サルフォードロイヤル病院では、既存システムにIoT(モノのインターネット)を連結することでデジタル化と自動化を病院内で実現する。医療スタッフの能力やリソースの最適分配、事業効率化などを支援するほか、利用可能な病床や手術室、医療機器などを適切に割り当てるなど患者へのサービス向上を目指す。

 同事業はコンサルティングを行うオランダのKPMGや、病院に入退院の管理ツールを提供する英エクストラメット(バークシャー州)、米マイクロソフトなどと連携する。

 サルフォードロイヤル病院で実績が上がった場合には、ノーザンケアアライアンス傘下の他の病院でも横展開し、事業を拡大する。

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日刊工業新聞2019年10月8日

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