コンパクト設計の電動オフィスチェアで障がい者の利便性を高める!

2020年1月発売「ウェルツイーブイ」

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電動オフィスチェア「ウェルツイーブイ」。一般的なオフィスデスクでも使いやすいよう、コンパクトに設計。通常の作業環境に障がい者が入りやすくなる
 オカムラは、電動オフィスチェア「ウェルツイーブイ」を2020年1月に発売する。電動車いすを一般的なオフィスデスクでも使いやすいようにコンパクトに設計した。障がい者専用の作業デスクを作るのではなく、通常の作業環境に障がい者が入りやすくなる。組み立てや検査ラインなど、交代制の現場などに提案していく。

 座面の下に車いすの車輪が収まるように設計した。旋回半径が55センチメートルと小さく、作業者密度の高い現場にも導入しやすい。肘掛けの高さが63センチメートルで、一般的な高さ72センチメートルのデスクに収まる。

 移動はジョイスティックで操縦する。最高速度は時速4・5キロメートルで、手元のスイッチにより5段階に調整できる。

 車体重量は45キログラムで、走行可能距離は約16キロメートル。座面はアルコールなどで清掃しやすいビニールレザーとクロス生地を用意した。

 販売価格は125万円程度で調整中。電動車いすと同等になる。車いす生活者が働く際、会社に私用の車いすで通勤して、そのまま働くか通常のいすに移乗することが多い。屋外を走る車いすは車輪径が大きく、いすに移乗するとトイレへの移動がおっくうになる。

 18年に障がい者の法定雇用率が引き上げられ、対象となる事業主も45・5人以上に引き下げられた。中小企業の環境整備では、障がい者専用の作業空間が必要だと融通が利きにくくなる。通常の作業空間に健常者と障がい者が同じように働ける仕組みが求められていた。

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