物流・製造業に提案、着用型ロボレンタルの値段

オリックス・レンテックが提案

 オリックス・レンテック(東京都品川区、小原真一社長、03・3473・7561)は25日をめどに、ATOUN(奈良市)が開発した着用型ロボットのレンタルサービスを始める。荷物の積み下ろし作業による腰への負担を軽減できる商材として物流業や製造業に提案する。6カ月レンタル時の月額費用は6万1600円(消費税抜き)から。現場における実作業で有効性を検証してから購入の是非を判断したい顧客の需要を取り込む。

 ATOUNの着用型ロボット「パワードウェア ATOUN MODEL Y(アトウン モデル ワイ)」のレンタルを始める。レンタルサービス期間中は電話によるサポートを行い顧客の円滑な導入を支援。同製品を購入する場合の市場価格は80万円前後とみられる。

 同製品は軽量なカーボン樹脂製で、リュックサックのように背負って使う。内蔵する角度センサーが体の傾きを感知。モーターによって腰と両脚をつなぐバーが引き合ったり、突っ張ったりして、腰の曲げ伸ばしを補助する。中腰での作業時にはバーが自動で固定されるため、荷物の積み下ろし作業による腰への負担が軽減できる。1回の充電で約4時間稼働し、最大10キログラムの重量をアシストする。

 オリックス・レンテックは国内で労働力不足が深刻化しており、人による運搬作業が必要な業界において労働環境改善への期待が高まっていると認識。今後も品ぞろえ拡充を進め、2019―21年度におけるロボットレンタル事業全体の成約件数を、16―18年度実績比約2倍の1000件に引き上げる構えだ。

日刊工業新聞2019年9月13日

  

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