推しの香りに包まれる…!アニメやゲームなどのキャラの香りを再現するサービス
シーナリーセント(大阪市中央区、郡香苗社長、06・6202・8022)は、人工知能(AI)を使ってアニメやゲームなどのキャラクターの香りを再現するサービス「バーチャルフレグランス」を始める。2019年末に試作品を公開し、20年夏をめどに本格展開する予定。
シーナリーセントは現在、東京のIT企業と協力してシステム開発を進めている。同社では自社の調香師を中心に約500種類の香料をそれぞれ「優しい」「かわいい」など人物のイメージに近いワードに当てはめる官能評価を担当している。
システム完成後、同AIを使った調香の手順の想定としては、まずツイッターなど会員制交流サイト(SNS)のビッグデータ(大量データ)を通してキャラのイメージに近いワードを分析。一番多く使われているワードから順に香料をマッチングさせ、1キャラにつき20―30種類の香料を円グラフの割合でレシピとして表示する。後は調香師が調合することで、香水を完成させる。
AIを用いることで、通常200ミリリットル当たり2万4000円程度する香料の価格を、5000円程度にまで抑えられるという。
できあがった香水はイベントでの利用などを想定する。仮想現実(VR)で人物を表示するときにゴーグルからそのキャラをイメージする香りが出たり、舞台などでキャラが登場した時に会場に香りを漂わせたりするほか、香水の販売なども構想する。
シーナリーセントは現在、東京のIT企業と協力してシステム開発を進めている。同社では自社の調香師を中心に約500種類の香料をそれぞれ「優しい」「かわいい」など人物のイメージに近いワードに当てはめる官能評価を担当している。
システム完成後、同AIを使った調香の手順の想定としては、まずツイッターなど会員制交流サイト(SNS)のビッグデータ(大量データ)を通してキャラのイメージに近いワードを分析。一番多く使われているワードから順に香料をマッチングさせ、1キャラにつき20―30種類の香料を円グラフの割合でレシピとして表示する。後は調香師が調合することで、香水を完成させる。
AIを用いることで、通常200ミリリットル当たり2万4000円程度する香料の価格を、5000円程度にまで抑えられるという。
できあがった香水はイベントでの利用などを想定する。仮想現実(VR)で人物を表示するときにゴーグルからそのキャラをイメージする香りが出たり、舞台などでキャラが登場した時に会場に香りを漂わせたりするほか、香水の販売なども構想する。
日刊工業新聞2019年9月6日