来年度、国は何にお金を使う?(2)国交省、文科省

 気になる使い道は

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無人着陸機「スリム」イメージ(JAXA提供)
 政府部内で本格化している概算要求案の策定作業。日刊工業新聞紙面に掲載された各省の概算要求案を整理した。第2回は国土交通省と文部科学省。

要求総額15%増 国交省


 国土交通省は25日、2016年度予算の概算要求を固めた。観光庁を含む一般会計総額は前年度当初予算比15%増の6兆6791億円で、このうち公共事業関係費は同16%増の6兆93億円。大規模災害への対策や経済再生、地域活性化などに重点配分する。気候変動で頻発する水害、土砂災害や、火山災害への対策に5984億円を計上。噴火による土石流対策を強化するため、監視カメラやセンサーの整備などを進める。インフラの老朽化対策や維持管理、更新費に4769億円を充てる。

 経済再生では、地方の空港や航空ネットワークの活性化策に387億円を計上。整備新幹線事業の国費は前年度当初予算と同じ755億円を充てる。増加が懸念される空き家への対策や中古住宅の流通促進策として327億円を計上。市町村の空き家対策を支援するモデル事業などを行う。

 観光庁関係は同43%増の142億円で、外国人旅行客の受け入れ促進に力を入れる。

◆北陸新幹線延伸、経済効果を調査へ
 国土交通省は、北陸新幹線の未着工区間となっている敦賀(福井県)以西のルートについて2016年度に経済効果や地質などを調査する方針を固めた。同県小浜市を通って新大阪に至る「小浜ルート」など3案が候補に挙がっているためで、一つに絞り込むための比較材料とする。16年度予算概算要求に関連経費を計上する。

文科省は総額9・8%増


日刊工業新聞2015年08月26日 総合1面に加筆

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2回目は、国交省と文科省について。特に月面探査機「SLIM」は、日本初のプロジェクトとなり、期待が持てます。

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