ロボットが着るだけで食品工場で働けるようになるジャケット
デンソーウェーブ(愛知県阿久比町、杉戸克彦会長、0569・49・5000)は、同社製ロボット向けジャケット「食品用ロボットジャケット」を開発し、9日から国内外で受注を始める。同ジャケットを着せるだけで、食品工場で洗浄や殺菌剤に使われる次亜塩素酸などの化学薬品でロボットを洗浄できる。衛生面や実用性に対応し、食品製造工程の自動化に貢献する。
同ジャケットは同社の小型垂直多関節ロボット「VS068・087」に対応する。ジャケット本体の素材に食品衛生法に基づく基準に合格した材質を使用。専用フランジ部分には口に入っても健康に害のないグリスを使った。ロボットにかぶせてひもで縛って着用させるため、着脱も容易にできる。
同ジャケットにより食品製造専用のロボットを開発することなく、汎用性の高いロボットの食品製造工程への適用を実現。衛生面への高い要求に対応しつつ、手軽に低コストで食品工場の自動化を実現できる。
同ジャケットは同社の小型垂直多関節ロボット「VS068・087」に対応する。ジャケット本体の素材に食品衛生法に基づく基準に合格した材質を使用。専用フランジ部分には口に入っても健康に害のないグリスを使った。ロボットにかぶせてひもで縛って着用させるため、着脱も容易にできる。
同ジャケットにより食品製造専用のロボットを開発することなく、汎用性の高いロボットの食品製造工程への適用を実現。衛生面への高い要求に対応しつつ、手軽に低コストで食品工場の自動化を実現できる。