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次は雑巾掛けロボ? 掃除に関する意識調査が意味するもの

 アイロボットジャパン(東京都千代田区、挽野元社長、03・5283・9333)は、子どもがいる20―59歳の既婚女性800人を対象にした「居住環境と水拭きに関する意識調査」をまとめた。回答者の83・6%が床材にフローリングを使用していることが分かった。同社では、マンションの増加や生活スタイルの変化とともにフローリングが普及し、フローリングが現代の住宅において標準になったとしている。

 特に面倒だと感じる家事について聞くと、面倒と回答した人の割合が最も高かった家事はぞうきんがけで85・4%だった。一方、日常の掃除方法と頻度について質問した結果、週に1回以上、掃除機がけをすると回答した割合が86・8%だったのに対し、水拭き掃除をすると回答した割合は32・8%だった。

 同社はロボット掃除機を販売しており、この差に注目している。調査結果をマーケティングに生かす。調査は5月16―17日にインターネットで行った。
日刊工業新聞2019年6月7日

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