200m離れた場所からスマホで読み取れる「新型コード」の効果

XPANDが実証に成功

細長いデザインなので画面の最下部に表示するなど大型表示装置を有効に使える
 XPAND(エクスパンド、埼玉県東松山市、南木亨社長、050・5326・8222)は、同社の「XPANDコード」を国内最大規模の競技場で利用可能なことを確認した。埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区)で実証実験を実施。大型表示装置と帯状表示装置に映した同コードを最長215メートル離れた客席からスマートフォンで読み込み、関連情報へアクセスすることに成功した。

 同コードはバーコードや2次元コード「QRコード」などにも引けを取らない新しいコードとして同社が開発。より細長いデザインが特徴で、限られた表示スペースを有効に使える。「(表示面積が)四角いQRコードでは画面のかなりの場所を占有し、画面が高精細でないと読み込めない」(南木社長)という欠点を補える。さらに最近、各競技場で普及が進む帯状表示装置とも「細長い形なので相性がいい」(同)といった利点もある。

 埼玉スタジアムでは大型表示装置から最も離れた反対側の観客席からもXPANDコードを認識した。合わせて、同コードとスマートフォンの組み合わせにより、個々の客席を案内する実証実験も行った。これを機に「野球場やサッカー場などさまざまな競技会場に提案していく」意向だ。

日刊工業新聞2019年5月10日

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