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“高齢者=ガラケー”のイメージはもう古い?

70代でもスマホ所有率が上昇
“高齢者=ガラケー”のイメージはもう古い?

画像はイメージ

 NTTドコモの企業内研究所であるモバイル社会研究所は、1月時点の70代のスマートフォン所有率が前年比12ポイント増の43%となり、フィーチャーフォン所有率を初めて上回ったとする調査結果をまとめた。フィーチャーフォン所有率は同17ポイント減の39%だった。60代では18年の調査でスマホ所有率がフィーチャーフォン所有率を上回っていた。シニア層でもスマホが主流になりつつある。60代のスマホ所有率は同14ポイント増の70%。フィーチャーフォン所有率は同17ポイント減の29%と大幅に減った。60代男性のスマホ所有者の半数はパソコンも保有。60代女性の半数以上はスマホの単独所有だが70代女性の4割がフィーチャーフォン単独所有だった。

 同調査は1月に関東1都6県の60―79歳の男女を対象に実施し、506サンプルを回収した。
          
日刊工業新聞2019年3月22日

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