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スプリングメーカーが告げる“春”の訪れ

三協精器工業、本社の外壁にプロジェクションマッピング
スプリングメーカーが告げる“春”の訪れ

本社外壁に投影する夜桜のシーン(イメージ)

 三協精器工業(大阪市東淀川区、赤松賢介社長、06・6322・2931)は23日、本社外壁に春らしい画像を投影するプロジェクションマッピングのイベントを始める。2018年末から季節に合わせた画像を定期的に投影しており、地域の住民に好評だったことから春バージョンを企画した。投影は4月14日までの予定。今後は芸術系の大学や専門学校の学生が制作した画像を投影する機会も提供したい考えだ。

 同社は約1万種類のスプリングを製造し、自動車や農業機械など多様な業種で製品が使われている。今回のプロジェクションマッピングは英語で春を意味する「スプリング」と自社製品をかけて企画した。投影内容は朝昼夜に分かれ、春の景色と共に出会いや別れ、挑戦や春のワクワク感を表現した6部構成となっている。期間中は毎日19時から翌日1時まで投影する。

 この企画は企業理念である「安正早楽(あんせいそうらく)+美」の中の楽しさを意識したもので、社員と住民らに喜んでもらい地域活性化に役立てたい方針だ。同社は阪急電鉄上新庄駅北口から徒歩3分に立地し、走る列車からも見られる。
日刊工業新聞2019年3月21日

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