外出が難しい人を希望の場所に送迎、「願いのくるま」がエリア拡大
活動回数の増加も目指す
タウ(さいたま市中央区、宮本明岳社長、048・601・0811)は、単独での外出が難しい人々を希望する場所に無料で送迎するプロジェクト「願いのくるま」を拡充する。2020年には、活動網を全国主要都市へと広げ、回数も月5回を目標とする。協賛企業や運営のサポーターも広く募る。
これまでの活動実績は8回にのぼる。コンサート観覧や動物との触れ合い、スポーツの試合観戦、親族の結婚式への参加などを支援した。利用者からは「長年の夢をかなえられた」「活動を継続してほしい」などの声が挙がっており、宮本社長は「今後もQOL(生活の質)の維持と向上に寄与していきたい」としている。
18年1月に一般社団法人「願いのくるま」を設立。医療関連団体と提携して事業活動している。願いのくるまの対象者は終末期医療患者や後期高齢者、障がい者。酸素ボンベや吸引器などを備えた車を使い、看護師らが同行する。オランダやドイツなど欧州では同様の活動例があるが、日本では初めてだという。
現在は関東エリアが対象で、活動回数は月1回程度。同社は事故などで故障した車両の買い取り、販売、輸出を手がける。
これまでの活動実績は8回にのぼる。コンサート観覧や動物との触れ合い、スポーツの試合観戦、親族の結婚式への参加などを支援した。利用者からは「長年の夢をかなえられた」「活動を継続してほしい」などの声が挙がっており、宮本社長は「今後もQOL(生活の質)の維持と向上に寄与していきたい」としている。
18年1月に一般社団法人「願いのくるま」を設立。医療関連団体と提携して事業活動している。願いのくるまの対象者は終末期医療患者や後期高齢者、障がい者。酸素ボンベや吸引器などを備えた車を使い、看護師らが同行する。オランダやドイツなど欧州では同様の活動例があるが、日本では初めてだという。
現在は関東エリアが対象で、活動回数は月1回程度。同社は事故などで故障した車両の買い取り、販売、輸出を手がける。
日刊工業新聞2019年2月11日