ドローンへの電磁波・超音波攻撃を高精度で検知!

三菱電機が開発、2020年度以降の事業化を目指す

 三菱電機は7日、飛行ロボット(ドローン)などに載せた複数のセンサーに対し電磁波や超音波などで仕掛けられた攻撃を高精度で検知できる安全技術を開発したと発表した。複数のセンサーで計測データを取得する方式「センサーフュージョン」に独自のアルゴリズムを組み込み、複数の計測データの矛盾から悪意のある攻撃を検出することができた。既存回路にソフトウエアを追加するだけで導入が可能。2020年度以降の事業化を目指す。

 センサーフュージョンではジャイロセンサーやコンパスなどの複数のセンサーが機能する。各計測データを組み合わせて誤差を補正することで重力などの計測データの精度を高めている。

 ドローンや自動運転システムなど自動制御機器に重要な技術として期待されているが、同時に超音波などの攻撃被害の深刻化が指摘されている。

 同社は超音波などの攻撃を受けるとセンサーのノイズが大きくなる点に着目し、センサー攻撃を検知するアルゴリズムを開発した。攻撃を受けていない正常時のノイズに比べ、ノイズの大きさが1・42倍以上になった時に攻撃を受けたと判断する。

日刊工業新聞2019年2月8日

  

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