留学が必修に!千葉大が国立総合大で初の試み
2020年度の入学生から実施、世界で活躍できる人材の育成を強化
千葉大学は24日、徳久剛史学長らが会見し、2020年度の入学生から海外留学を原則として必修にすると発表した。文系理系を問わず、すべての学部生と大学院生が対象。国際的な価値観や語学力などを身に着けて世界で活躍できる人材の育成を強化する。徳久学長は「できるだけ留学を推奨するということではなく、あえて必修化する。大学教育を変える旗印にしたい」と語った。
留学プログラムや語学教育、資金面の支援体制などは今後詳細を決め、整備を進める。学部生には「国際日本学」という必修科目を設け、この中に留学を含める方針。10日間程度の短期留学も対象とする。留学先の授業料は大学側が拠出する。
千葉大では16年度に設置した国際教養学部で、卒業までに最低1回の留学を必須にしている。この制度が好評なことから、留学の必修化を全学的に拡大する。
国立の総合大学で全員留学を実施するのは初めてという。
留学プログラムや語学教育、資金面の支援体制などは今後詳細を決め、整備を進める。学部生には「国際日本学」という必修科目を設け、この中に留学を含める方針。10日間程度の短期留学も対象とする。留学先の授業料は大学側が拠出する。
千葉大では16年度に設置した国際教養学部で、卒業までに最低1回の留学を必須にしている。この制度が好評なことから、留学の必修化を全学的に拡大する。
国立の総合大学で全員留学を実施するのは初めてという。
日刊工業新聞2019年1月25日