“シャープ傘下のダイナブック”が本格始動!積極的な拡大策へ
シャープ副社長「商品を拡充していく」
東芝のパソコン事業を母体とするDynabook(東京都江東区)がシャープ傘下の子会社として本格的に始動した。17日にノートパソコンの主力ブランド「ダイナブック」の新モデルを発表。シャープの保有する液晶技術と組み合わせた協業第1弾と位置付ける。今後もシャープ親会社の台湾・鴻海精密工業を含め、3社のリソースを活用した製品展開を推進する。
「軽量、薄型、堅牢(けんろう)性。パソコンに求められる本質を追求した」。Dynabookの覚道清文社長は新製品「ダイナブックG」シリーズの特徴をこう説明する。最小779グラムの軽さながら高い耐久性を実現。消費税抜きの価格は個人向けで13万円台半ばから、法人向けは20万8000円から提供する。
ダイナブックは1989年の発売から30年を迎える。その記念モデルにDynabookが持つパソコンの設計・開発技術と、IGZO液晶に代表されるシャープの技術を融合し、協業第1弾の製品として打ち出した。Dynabook会長を兼務するシャープの石田佳久副社長は「パソコン事業の成長には商品の充実がポイントとなる。Gシリーズ以外にも商品を拡充していく」と強調した。
「軽量、薄型、堅牢(けんろう)性。パソコンに求められる本質を追求した」。Dynabookの覚道清文社長は新製品「ダイナブックG」シリーズの特徴をこう説明する。最小779グラムの軽さながら高い耐久性を実現。消費税抜きの価格は個人向けで13万円台半ばから、法人向けは20万8000円から提供する。
ダイナブックは1989年の発売から30年を迎える。その記念モデルにDynabookが持つパソコンの設計・開発技術と、IGZO液晶に代表されるシャープの技術を融合し、協業第1弾の製品として打ち出した。Dynabook会長を兼務するシャープの石田佳久副社長は「パソコン事業の成長には商品の充実がポイントとなる。Gシリーズ以外にも商品を拡充していく」と強調した。
日刊工業新聞2019年1月18日掲載