“シャープ傘下のダイナブック”が本格始動!積極的な拡大策へ

シャープ副社長「商品を拡充していく」

 東芝のパソコン事業を母体とするDynabook(東京都江東区)がシャープ傘下の子会社として本格的に始動した。17日にノートパソコンの主力ブランド「ダイナブック」の新モデルを発表。シャープの保有する液晶技術と組み合わせた協業第1弾と位置付ける。今後もシャープ親会社の台湾・鴻海精密工業を含め、3社のリソースを活用した製品展開を推進する。

 「軽量、薄型、堅牢(けんろう)性。パソコンに求められる本質を追求した」。Dynabookの覚道清文社長は新製品「ダイナブックG」シリーズの特徴をこう説明する。最小779グラムの軽さながら高い耐久性を実現。消費税抜きの価格は個人向けで13万円台半ばから、法人向けは20万8000円から提供する。

 ダイナブックは1989年の発売から30年を迎える。その記念モデルにDynabookが持つパソコンの設計・開発技術と、IGZO液晶に代表されるシャープの技術を融合し、協業第1弾の製品として打ち出した。Dynabook会長を兼務するシャープの石田佳久副社長は「パソコン事業の成長には商品の充実がポイントとなる。Gシリーズ以外にも商品を拡充していく」と強調した。

日刊工業新聞2019年1月18日掲載

梶原 洵子

梶原 洵子
01月18日
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鴻海傘下で急速に復活したシャープですが、今度は旧東芝のパソコン部門の復活を狙います。テレビより画面サイズが小さいとはいえ、パソコンが売れれば液晶事業にもプラスに働くので、テレビの時と同様に商品拡充など積極的な拡大策を進めるかもしれません。

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