三菱重工グループ、今年初の次世代LNG運搬船の命名式
「美濃国」に由来した名称に
三菱造船(横浜市西区、大倉浩治社長、045・200・6611)は、JERA(東京都中央区)と商船三井の共同出資会社である「TRANS PACIFIC SHIPPING 5」向けに建造中である次世代液化天然ガス(LNG)運搬船の命名式(写真)を行い、「濃州丸(のうしゅうまる)」と命名された。2月に予定する完成・引き渡しを経て、米テキサス州でJERAが参画する米フリーポートLNGプロジェクトからのLNG輸送などに従事することとなる。
同船は船体構造の効率化やハイブリッド推進システムの採用などで、LNG搭載量や燃費性能を大幅に向上させた最新船型「サヤリンゴSTaGE」の4番船。長さ297・5×幅48・94×深さ27・0メートル。載荷重量は約8万300トン、タンク総容積は18万立方メートル。
同船は船体構造の効率化やハイブリッド推進システムの採用などで、LNG搭載量や燃費性能を大幅に向上させた最新船型「サヤリンゴSTaGE」の4番船。長さ297・5×幅48・94×深さ27・0メートル。載荷重量は約8万300トン、タンク総容積は18万立方メートル。
日刊工業新聞2019年1月14日掲載