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サッカー場を超高精細「8K」で撮影、何ができる?

シャープ、セレッソ大阪と提携しセキュリティー利用を検討
 シャープはプロサッカークラブ「セレッソ大阪」と提携し、フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ8K映像の用途を開発する。2019年春にも共同チームをつくり、試合や練習風景の撮影、セキュリティーカメラなどに応用できないか検討する。シャープは提携を生かして撮影のノウハウも身に付ける。現状は外注している8Kコンテンツを内製化し、コスト削減にもつなげる。

 シャープは18年1月から、セレッソ大阪とスポンサー契約を結んでいる。同社はセレッソ大阪の試合などを8Kで撮影して、家電量販店などのデモ映像に活用する考えだ。同社が販売している8K液晶テレビの拡販に生かす。

 また、サッカーの競技場内で観客の行動に異常がないかなどを確認するため、8Kのネットワークカメラを有効活用できないか検討する。
日刊工業新聞2019年1月14日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
8K映像は大画面で見ても非常に精細です。一方、昨年12月にNHKが本放送を始ましたが、家庭におけるテレビ視聴で普及するかと言えば、個人的には疑問符が付きます。その中で高精細な撮影映像をセキュリティに生かすというのは非常に面白い取り組みだと思います。

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