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「スペーシア」に3つ目の顔!流行のSUV風で狙う新ユーザー

すごく広い“SUV”はヒットする?
 スズキは20日、背高型の軽自動車「スペーシア」シリーズに、スポーツ多目的車(SUV)デザインを採用した「同ギア」を追加し、発売したと発表した。シリーズで初めてルーフレールを標準装備し使い勝手を高めたほか、発進時にモーターのみで走れるマイルドハイブリッドを全車に標準装備した。消費税込みの価格は161万4600―181万3320円。月販目標2000台。

 17年12月発売の「同ハイブリッドX」をベースに、丸形ヘッドランプやガンメタリック色に統一したフロントグリルなどでアクティブさを演出した。JC08モード燃費は1リットル当たり最高28・2キロメートル。

 内装では撥水(はっすい)加工した専用ファブリックシートや防汚タイプのラゲッジフロアとシートバック背面を採用。水ぬれや汚れを気にせず使用できる装備を充実した。車体色は2トーンカラーの「アクティブイエロー・ガンメタリック2トーンルーフ」など8色。
日刊工業新聞2018年12月21日掲載
梶原洵子
梶原洵子 Kajiwara Junko 編集局第二産業部 記者
「ジムニー」、「ハスラー」と、スズキのSUVは人気です。超背高ワゴンの軽自動車とSUVは逆のイメージを持ってましたが、考えてみれば、超背高クラスが必要なファミリー層にもSUV好きはいますよね。思いついた人と、スズキの作り分けする力には驚きです。

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