地元の飲食チェーンの売り上げ拡大へ、埼玉大の学生が戦略商品を考案
ランチタイムの限定メニューで夜の利用客増加を狙う
埼玉大学の学生が、埼玉県東松山市のご当地グルメ「やきとり」を提供する飲食チェーン「ひびき」(同県川越市)と共同で、新メニュー「みそだれやきとり煮込みうどん」を考案した。豚が素材の東松山のやきとりに欠かせないピリ辛のみそだれを使用した一品で、12日からさいたま市浦和区の「ひびき庵別館埼玉県庁前店」で、1日10食のランチ限定で980円(消費税込み)で販売する。
開発したのは、埼玉大で企業が示した課題をグループワークで解決する授業を選択する1―3年生の男女学生6人。同社が「12月の売り上げを前年比150%アップさせる戦略商品の開発」との課題を出し、学生が店を何度も訪れて現在のメニューをチェック。学生のアイデアを基に同社と共同で商品化した。
新商品の煮込みうどんは、ネギ、シイタケ、うどん、半熟卵をはじめ、可能な限り県内の食材を使用。うどんのだしにトウガラシ入りのみそだれと八丁味噌(みそ)を混ぜ、店の看板商品であるやきとりを一本串ごと乗せた。
開発リーダーの工学部1年の小松崎彪士さん(20)は「ランチで集客し、夜の営業時間帯の来客につなげるため、やきとりをどう使うかが難しかった。地元のおいしい素材が詰まったピリ辛で体の芯から温まる新メニューは冬にぴったり」と話した。
開発したのは、埼玉大で企業が示した課題をグループワークで解決する授業を選択する1―3年生の男女学生6人。同社が「12月の売り上げを前年比150%アップさせる戦略商品の開発」との課題を出し、学生が店を何度も訪れて現在のメニューをチェック。学生のアイデアを基に同社と共同で商品化した。
新商品の煮込みうどんは、ネギ、シイタケ、うどん、半熟卵をはじめ、可能な限り県内の食材を使用。うどんのだしにトウガラシ入りのみそだれと八丁味噌(みそ)を混ぜ、店の看板商品であるやきとりを一本串ごと乗せた。
開発リーダーの工学部1年の小松崎彪士さん(20)は「ランチで集客し、夜の営業時間帯の来客につなげるため、やきとりをどう使うかが難しかった。地元のおいしい素材が詰まったピリ辛で体の芯から温まる新メニューは冬にぴったり」と話した。
日刊工業新聞2018年12月12日