「燕三条」逆輸入、訪日客狙い国内販売

 SATOMI SUZUKI TOKYO(東京都港区、鈴木里美社長、03・6479・9017)は、欧州市場で発売している新潟県・燕三条地域産の家庭用品を、日本市場に投入した。国内の潜在顧客の発掘に加え、訪日するアジアの富裕層向けに「生活を豊かにする少し高級な道具」(鈴木社長)として売り込む。初年度1000万円以上の販売を目指す。

 日本に投入するのは、角利製作所(新潟県三条市)が製造したカンナのようなスタイルの鉛筆削り機「シン」をはじめとする4種。主にSATOMI SUZUKI TOKYOのホームページで購入できるほか、都内の百貨店などに営業攻勢をかけている。

 投入する製品の一つである「ビーナスラインPVDコーティングカトラリー」は、燕振興工業(同燕市)が作るフォークやナイフなどのシリーズ「ビーナスライン」の表面に窒化チタンを物理蒸着法(PVD)でコートした。金属アレルギーの発生を抑え、メッキのようにはげにくく食洗機にも対応する。価格は消費税抜きで1万5000円から。

 これらの製品は鈴木社長が社長を務める独サスネットワーク(ミュンヘン)が現地で運営する店舗「SHUSHU(シュウシュウ)」でも発売。欧州市場で人気を集めている。

日刊工業新聞2018年11月13日

  

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