シンガポールの企業が仮想空間に“現実世界”を構築する

目指すのは実社会に影響を与える仮想空間

 シンガポールのMARK.SPACEは、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使ったウェブ上の3次元(3D)仮想空間「MARK.SPACE」に住宅区域を開設した。ユーザーは3Dの仮想住宅区域で土地を購入し、住宅の建物や部屋を自分の好みに合わせてデザインや装飾が簡単に行える。住宅区域のほか、今後はショッピング区域やビジネス区域など、現実世界により近い仮想空間を構築する計画。

 ユーザーはインターネットブラウザーから住宅区域にログインし、多数のテンプレートから床や家具、電気製品などの好きなアイテムを選択する。3Dの専門知識がなくてもマウス操作のみで自由に仮想住宅に配置できる。自分仕様にデザインした空間は「MRK」というプラットフォーム専用の仮想通貨である「MRKトークン」を使って貸し出したり、売却したりできる。

 MARK.SPACEは仮想空間上に現実世界を構築するビジョンを掲げている。仮想空間上にオフィスや街、映画館などを再現するだけではなく、実在の企業と連携することで実社会に影響を及ぼす仮想世界の構築を目指す。期間限定でMARK.SPACEのサイトからアカウント登録すると仮想空間上の土地が無料で付与される。

日刊工業新聞2018年11月1日

  

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