住宅用蓄電池トップメーカーのエリーパワー、小型電気自動車に蓄電池供給

車載電池に進出

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小型EV
 エリーパワー(東京都品川区、吉田博一社長、03・6431・9041)の大型リチウムイオン二次電池セルが車載電池として初採用された。NTNの超小型電気自動車(EV)が三重県桑名市で新たな実証を始めるにあたり、これまで搭載していた三菱重工業製電池を交換。電圧の低いエリーパワーのリン酸鉄リチウム電池に対応する改良を行った。

 エリーパワーは可搬用や定置用を中心に電池事業を展開。スズキも出資するが、車載採用の実績はなく「これを機にEV向けも強化していく」(小田佳取締役)と言う。
 同社の電池を搭載した超小型EVは、大株主の大和ハウス工業が23日にまち開きした「スマ・エコ タウン陽だまりの丘」で、住民の移動手段として活用される。

日刊工業新聞2015年07月24日 自動車面

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

慶応大発ベンチャーのエリーパワー。夜間電力や太陽光の電力の充電、非常用電源として住宅やビルで使う蓄電池を累計1万台を販売してきました。このジャンルの蓄電池としてはおそらく国内トップ(国産という意味で)。いよいよ車載にも供給します。それにしても電動化によるクルマづくりの変化を実感します。ベアリングメーカーのNTNがクルマをつくり、エリーパワーが蓄電池を供給。ガソリン車では考えられない組み合わせでしょう。

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