過去最高の輸入車販売、クリーンディーゼルは高水準を維持

日本自動車輸入組合調べ

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高級感を持たせた小型SUVのBMW「X2」
 日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した8月の外国メーカー車の輸入車登録台数は、前年同月比2・4%増の2万1371台となり、8月単月として過去最高を記録した。2カ月連続で前年同月を上回った。登録車に占める外国メーカー車のシェアは9・2%で、8月単月として過去2番目だった。引き続き新型車やスポーツ多目的車(SUV)などの好調が寄与している。

 ブランド別では、メルセデス・ベンツが同1・6%減だったものの、42カ月連続で首位。フォルクスワーゲン(VW)は5カ月連続の増加で、BMWを抜き返し2位に返り咲いた。7月に発売した小型車「ポロ」のスポーツモデルの新型「ポロGTI」などが貢献した。

 価格帯では、400万円以上1000万円未満の中価格帯が伸びた。中価格帯は同13・8%増の9737台、シェアは45・9%だった。

 外国メーカー車に占めるクリーンディーゼル車の割合は22・4%と高水準を維持している。JAIAは「今後も主要ブランドを中心に新型車の投入が控えており期待できる」と分析する。

 

メルセデスはEV国内投入へ


 メルセデス・ベンツ日本(東京都港区、03・6369・7200)の上野金太郎社長は6日、都内で開いた会見で、親会社の独ダイムラーが発表した電気自動車(EV)「EQC」の国内投入時期について「遅くても2020年までには投入したい」と述べた。日本での充電インフラの整備状況などを踏まえながら「18年後半にはEVの導入の考え方を示したい」とした。ダイムラーはEQCを19年夏にまず欧州で発売する。

 上野社長は「日本で燃料電池車(FCV)の取り扱いも検討している」と明かし、EVに限らず「ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車などを含め、今後も総合的に車を提案していく」と強調した。

 また同日、高性能ブランド「メルセデスAMG」に48ボルトの電源電圧で駆動するハイブリッド(HV)システムを搭載した新シリーズ「53シリーズ」を設定し順次投入すると発表した。全5モデルを展開する。価格は1202万円から(消費税込み)。

(2018年9月7日)

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梶原洵子
編集局第二産業部
記者

自動車への電動技術の搭載は着実に進むと予想されますが、同時に、消費者に選ばれる技術は何かというのを見ていく必要があります。

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