自分で動きたい、患者の要望を叶える車いす型ロボ
テムザック、初号機を草津総合病院に納入
テムザック(福岡県宗像市、高本陽一社長、0940・38・7555)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証事業をもとに開発したスマートモビリティー「RODEM(ロデム)」の量産屋内モデル第1号を草津総合病院(滋賀県草津市)へ納入した。
座ることはできても歩けない病院の患者が抱く、「自分で動きたい」との要望に応え、同病院が導入を決めた。
ロデムはスムーズな乗り降りと移動が可能な車いす型のロボットで、重さは約174キログラム。8時間の充電で約15キロメートル走行できる。後ろ側から乗り込めるような構造で、体の向きを変えずにベッドやトイレなどに移ることができる。
また、ロデムは生活範囲が広がり、歩行する人と同じ視線の高さで会話ができることから、医療・介護現場で被介護者の自立支援や介護者の負担軽減効果が期待される。
座ることはできても歩けない病院の患者が抱く、「自分で動きたい」との要望に応え、同病院が導入を決めた。
ロデムはスムーズな乗り降りと移動が可能な車いす型のロボットで、重さは約174キログラム。8時間の充電で約15キロメートル走行できる。後ろ側から乗り込めるような構造で、体の向きを変えずにベッドやトイレなどに移ることができる。
また、ロデムは生活範囲が広がり、歩行する人と同じ視線の高さで会話ができることから、医療・介護現場で被介護者の自立支援や介護者の負担軽減効果が期待される。
日刊工業新聞2018年8月31日