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社員の仕事の生産性を数値化するツール

アクチュアライズ、9月に提供
 アクチュアライズ(大阪市北区、三島浩一社長、06・6585・0310)は、仕事量を見える化する業務管理ツール「チームToDo(トゥドゥ)」に、生産性を数値化する機能を追加して9月3日に発売する。社員が各仕事に費やした時間を自動集計して生産性を割り出し、企業の働き方改革を後押しする。消費税抜きの価格は1人当たり月額1300円から。2019年7月期に売上高1000万円を目指す。

 チームトゥドゥは、社員一人ひとりに割り当てた仕事のリストとスケジュールを登録して、仕事量の配分や進行状況などを把握できる。新機能は取引先ごとの売上高やイベントの来場者数といった「成果」を登録し、それに費やした社員の労働時間を自動集計することで生産性を数値化する。会計ソフトウエア開発大手のピー・シー・エーが提供するクラウドサービスと連携すれば、取引先ごとの売上高を詳細に設定することもできる。

 企業が働き方改革を進めるには、成果よりも、それを実現する生産性に着目する必要がある。だが、一般的に生産性を数値化する方法が少ない。このため、無駄な仕事を把握することは困難だとされている。

日刊工業新聞2018年7月30日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
生産性は「売り上げ÷時間」で計算します。例えばA社に訪問して商談をする時間や移動時間、見積りや提案書を作成する時間を集計し、A社の売上金額からその時間を割るという形のようです。生産性の算出方法には議論の余地がありそうですが、一つの指標にはなると言えそうです。

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